• 本

お金の減らし方

新版

SB新書 657

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-8156-2623-5
4-8156-2623-5
税込価格 990円
頁数・縦 245P 18cm
シリーズ名 お金の減らし方

商品内容

要旨

「自分」を取り戻すお金のエッセイ。どうして私たちはお金を増やそうとするのか。投資が公的に推奨されるなか、本書では敢えて「お金の減らし方」を紹介する。小説家である著者は、印税収入が二十億円を超えても生活は何も変わらなかったという。キーワードは「欲しいもの」。本書はお金というレンズを通して、あなたの人生に深く問いかける。「あなたはいったい何が欲しいのですか?」というふうに。新たなまえがきと古市憲寿氏による解説を付した新版。

目次

第1章 お金とは何か?
第2章 お金を何に使うのか?
第3章 お金を増やす方法
第4章 お金がないからできない?
第5章 欲しいものを買うために
第6章 欲しいものを知るために

出版社・メーカーコメント

「時代に真っ向から対立する本である。」ーーー古市憲寿氏(「解説」より)投資ブームが到来する今日、お金の話は日常会話に入り込んでいる。「新NISAやってる?」「日経平均株価が…」などなど。お金を増やすことが目標とされ、私たちは投資の本を買い、頭を悩ませている。ところで、「なぜお金を増やす必要があるのか」と考えたことはあるだろうか。私たちはいったい何のためにお金を増やすのだろうか?そもそも「お金」とは何なのか?『すべてがFになる』や『スカイクロラ』で知られる人気作家・森博嗣が、自らのお金との付き合い方を振り返りながら、お金の本質を解き明かす。本書は、お金というレンズを通して、あなたの人生に深く問いかける。「お金の減らし方」と大胆に銘打った、人生に効き、人生が変わるお金の本である。投資家やFPでは決して語ることのできない、これからの生き方を考える「お金の哲学」。・「お金がない」とはどういう意味か・財布の紐が緩むって、何?・お金に困る原因は十年まえにある・必要だから仕方ない、という罠・人生でたった一度のローンの話・「なにか買いたい」症候群・仕事量と賃金は比例していない・好きなものに敏感だとお金持ちになる etc※本書は2020年4月に小社より刊行した『お金の減らし方』(SB新書)に新たに「解説」を付し、加筆・再編集したものです。

著者紹介

森 博嗣 (モリ ヒロシ)  
1957年愛知県生まれ。小説家、工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)