利他主義の可能性
双書現代倫理学 8
出版社名 | 勁草書房 |
---|---|
出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-326-19974-7
(4-326-19974-1) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 268,4P 20cm |
商品内容
要旨 |
「非個人的観点」と「個人的観点」の違いを鍵として、客観的理由という概念によって倫理を基礎づける。 |
---|---|
目次 |
第1部 倫理と人間の動機づけ(道徳の基礎 |
出版社・メーカーコメント
現代アメリカの代表的哲学者ネーゲルの最初の著書にして、その基本的立場を明確に示し倫理学の展開に影響を与えた名著、遂に邦訳!ネーゲルは本書で利他主義を感情や同情、自己犠牲などと結びつくものではなく、合理的に根拠づけることができるものとして捉える。自己や世界を理解する際の「非個人的観点」と「個人的観点」の違いを鍵として、客観的理由という概念によって倫理を基礎づけ、「利他主義はいかにして可能になるか」という問いに答えることを試みる。 【原著】Thomas Nagel, The Possibility of Altruism(Princeton University Press, 1970)