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印象派の発明 美の技術革新と市場の創造

出版社名 勁草書房
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-326-85202-4
4-326-85202-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 262,10P 19cm

商品内容

要旨

画材×光彩×戦略=印象派!絵画の描かれ方・売られ方、その可能性の跳躍を目撃する、印象派誕生150年の必読書。

目次

第一部 印象派の発明(印象の衝撃
ルノワール 美と青春の宴
モネ 印象の探求
ゴッホ 美の伝道
マネとセザンヌ 近代と現代)
第二部 印象派市場の創成(金ピカの画商デュラン=リュエル
猫足家具のクラシック演出
パリのアメリカ人
美術批評とブランド戦略
印象派の父とゴッホの弟)

出版社・メーカーコメント

絵画史を近代から現代へと開く革新的な「発明」を担った印象派。その画家達の筆遣いを目撃し息遣いが聞こえてくるような一冊。印象派は絵画史を近代から現代へと開く革新的な「発明 invention」であった。現代絵画の起源となった印象派と現代美術市場を創造した画商との協働の創意を再発見し、美術の現在を深く読み解く試み。技法の革新の丁寧な解説により、モネ・ルノワール・ゴッホ・セザンヌら画家達の筆遣いを目撃し、彼らの息遣いが聞こえてくるような一冊。

著者紹介

西岡 文彦 (ニシオカ フミヒコ)  
多摩美術大学名誉教授・版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年(2006)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)