猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。
ポプラ文庫 ん1−18
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-591-18440-0
(4-591-18440-4) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 265P 16cm |
商品内容
要旨 |
遺産として猫を譲り受けた僕にもたらされたもの。究極の猫好き男性とのお見合いの顛末。不眠症気味の私が雨の夜に出会った黒猫。娘の頼みで自分と同じ年の老猫を飼うことになった女性の日々。猫たちがたむろし、「ジゴク棟」と呼ばれる団地で起きた事件。歴代猫社員が在籍し、さまざまな危機から社員を救ってきた会社の社史―いつでも自然体、自由気ままな猫たちに心満たされる6篇を収録した、温かな猫アンソロジー! |
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出版社・メーカーコメント
猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、猫尽くしのアンソロジー!荻原浩「猫は長靴を履かない」叔父さんから遺産として譲り受けた猫のわびすけ。わびすけが僕の生活にもたらしたものとは−−。石田祥「ツレ猫婚」35歳にしてお見合いをすることになった七緒。やってきた男性は、究極の猫好きで−−。標野凪「猫のヒゲ」娘に頼まれ、自分と同じ年ごろの老猫を迎え入れることになった葛。シマ子と名付けた猫との生活で、思わぬことに気づかされて−−。清水晴木「いちたすいち」人づきあいが苦手で不眠症気味の成美が、コインランドリーで出会った野良の黒猫。ひとりと一匹の距離はすこしずつ縮まり−−。山本幸久「猫の会社」御後安全靴株式会社創業55周年記念の社史をつくることになった守。ここには歴代猫社員が在籍しており、会社の危機を救っていて−−。若竹七海「神様のウインク」世間から取り残された昭和の遺物・上ヶ丘団地。その四十二号棟には猫がたむろし、ジゴク棟と呼ばれていた−−。