投票の倫理学 ちゃんと投票するってどういうこと? 下
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-326-35195-4
(4-326-35195-0) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 219,18P 20cm |
シリーズ名 | 投票の倫理学 |
商品内容
要旨 |
―私はバカだから選挙に行きません、はあり!?ただ投票に行けばよいというのではなく、良い投票をしなければならない。良い投票とは、社会全体のためになるものでなくてはならず、投票先の判断は、道徳的であり、経済学や政治学などの専門的知識にしっかりと基づいている必要がある。それができないならば棄権すべきなのだ。そう著者は述べる。 |
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目次 |
第四章 追従と棄権(反論:棄権は智者政をもたらしてしまうのではないか? |
出版社・メーカーコメント
みなが選挙にいけばよい、というものではない! 何となくの常識にとらわれず、私たちが投票すべき理由について根本から問い直す。「市民には投票する道徳的義務がある」「投票率は高ければ高いほどよい」「自分が良いと思った候補者に自由に投票してかまわない」こうした常識を正面から疑い、真剣に投票すること、また投票を棄権することの意味を深く緻密に考える。私たちは投票にあたっていかなる態度を取るべきなのか。極めてアクチュアルな政治的・倫理的考察。 【原著】Jason Brennan, The Ethics of Voting(Princeton University Press, 2011)