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経営は無理をせよ、無茶はするな オーバーエクステンション戦略のすすめ

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-296-11984-4
4-296-11984-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 290P 19cm

商品内容

要旨

日本企業に必要なのは挑戦する仕組みの構築。オーバーエクステンションとは、現在の自社の能力基盤に弱いところがあることを承知のうえで、あえて新市場や新しいビジネスシステムに乗り出すこと(新しい企てに乗り出す背伸び戦略)。どの企業でも成長の転機には、オーバーエクステンションがあった。しかし、日本企業はそれへの挑戦が減ってしまったのではないか。そのうえ、まっとうな投資すら抑制してしまった。今こそ、オーバーエクステンションが必要な時代だ。トヨタ自動車、ヤマト運輸、アマゾン、東芝、信越化学、JSR、セーレンなどを題材にその進め方を明快に解説する。

目次

序章 無理をせよ、無茶はするな
第1章 事業構造変革のオーバーエクステンション―ヤマトとアマゾン
第2章 製品イノベーションのオーバーエクステンション―日本語ワープロとハイブリッド車
第3章 オーバーエクステンションの基本論理
第4章 オーバーエクステンションのプロセスマネジメント
第5章 神の隠す手の原理
第6章 オーバーエクステンションの密輸入
第7章 無理と無茶の境界線
終章 無茶もたまにあった方がいい

出版社・メーカーコメント

●成長に必要なのは戦略的背伸び。その論理と進め方を明快に解説。オーバーエクステンションとは、現在の自社の能力基盤に弱いところがあることを承知の上で、あえて新市場や新しいビジネスシステムに乗り出すこと(新しい企てに乗り出す背伸び戦略)。どの企業でも成長の転機には、オーバーエクステンションがあった。しかし、日本企業はそれへの挑戦が減ってしまったのではないか。そのうえ、まっとうな投資すら抑制してしまった。今こそ、オーバーエクステンションが必要な時代だ。トヨタ自動車、ヤマト運輸、アマゾン、東芝、信越化学、JSR、セーレンなどを題材にその進め方を明快に解説する。日本企業復活に必要な「挑戦する仕組みづくり」を徹底的に解説する待望の書。

著者紹介

伊丹 敬之 (イタミ ヒロユキ)  
一橋大学名誉教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)、その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。東京理科大学大学院イノベーション研究科教授、国際大学学長を歴任。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)