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あめゆきさんの歌 山田わかの数奇なる生涯

中公文庫 や78−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-12-207636-5
4-12-207636-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 339P 16cm

商品内容

要旨

生家の窮乏により単身渡米、シアトルの苦界に身を沈めながらも、そこから抜け出し、帰国後、評論家として『青鞜』などで活躍した山田わか(一八七九〜一九五七)。苦界から這い上がるまでの苦難、夫・山田嘉吉との出会い、与謝野晶子、山川菊栄らとの母性保護論争、娼婦更生保護施設の設立など、その波乱に満ちた生涯を描く。

目次

第一部(サンフランシスコの夕焼け
市川房枝さんの話
十六歳の花嫁 ほか)
第二部(雪のシアトル
立井信三郎
キャメロン=ハウスの嵐 ほか)
第三部(四谷南伊賀町の道
「青鞜」の一員として
限りなき“母性”の人 ほか)

出版社・メーカーコメント

単身で渡米し、シアトルの苦界に身を沈めながらもそこから抜け出し、帰国後『青鞜』に評論を発表するなど、第一線の評論家として活躍した山田わかの生涯。

著者紹介

山崎 朋子 (ヤマザキ トモコ)  
1932年生まれ。福井県出身。福井大学学芸部二部修了後、小学校教師等を経て女性史研究に入る。73年、『サンダカン八番娼館』(大宅壮一ノンフィクション賞)以降、「底辺女性史」を掘り起こす。2018年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)