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しろがねの葉

新潮文庫 ち−8−3

出版社名 新潮社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-10-120384-3
4-10-120384-9
税込価格 880円
頁数・縦 399P 16cm

商品内容

要旨

銀の光を見つけた者だけが、この地で生きられる―。父母と生き別れ、稀代の山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、石見銀山の坑道で働き始める。山に穿たれた深い闇に恐れと憧れを抱きながらも、そこに女の居場所はない。熱く慕う喜兵衛や、競うように育った隼人を羨むウメだったが、勢いを増すシルバーラッシュは男たちの躰を蝕んでゆく…。生きることの苦悩と官能を描く、直木賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

銀(しろがね)の光を見つけた者だけが、この地で生きられる−−。父母と生き別れ、稀代の山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、石見(いわみ)銀山の坑道で働き始める。山に穿(うが)たれた深い闇に恐れと憧れを抱きながらも、そこに女の居場所はない。熱く慕う喜兵衛や、競うように育った隼人を羨むウメだったが、勢いを増すシルバーラッシュは男たちの躰(からだ)を蝕(むしば)んでゆく……。生きることの苦悩と官能を描く、直木賞受賞作。

著者紹介

千早 茜 (チハヤ アカネ)  
1979(昭和54)年、北海道生れ。立命館大学卒業。幼少期をザンビアで過ごす。2008(平成20)年、小説すばる新人賞を受賞した『魚神』でデビュー。’09年、同作にて泉鏡花文学賞、’13年、『あとかた』で島清恋愛文学賞、’21(令和3)年、『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、’23年、『しろがねの葉』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)