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百武三郎日記 侍従長が見た昭和天皇と戦争 1

昭和11年11月〜13年12月

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-00-024559-3
4-00-024559-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 380P 22cm
シリーズ名 百武三郎日記

商品内容

要旨

昭和天皇の侍従長を八年近く務めた百武三郎は詳細な日記を残していた。日中戦争勃発から太平洋戦争開戦を経て、日本の敗戦が決定的となるまで、昭和天皇は激動の時代にどう向き合ったのか。『昭和天皇実録』の依拠史料として使用されたことによって初めて存在が明らかになった第一級史料。宇垣一成の組閣失敗、盧溝橋事件、張鼓峰事件、ドイツとの防共協定強化問題―第一巻には多難な事態が続いた就任から二年間の日記を収録する。

目次

一九三六(昭和一一)年 一一月一六日〜一二月三一日
一九三七(昭和一二)年 一月一日〜一二月三一日
一九三八(昭和一三)年 一月一日〜一二月三一日

出版社・メーカーコメント

侍従長に就任した百武を待ち受けていたのは、内政面では宇垣内閣流産問題を皮切りとする政治の混乱、軍事面では盧溝橋事件に端を発する日中戦争、ソ連との国境紛争(張鼓峰事件)、外交面ではドイツとの防共協定強化問題などであった。連続する困難な出来事に、天皇や百武は何を感じ、どう対応したのだろうか。

著者紹介

古川 隆久 (フルカワ タカヒサ)  
1962年生。日本大学文理学部教授
茶谷 誠一 (チャダニ セイイチ)  
1971年生。志學館大学人間関係学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)