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対話と論争で読む哲学史入門

筑摩選書 0307

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-480-01825-0
4-480-01825-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 357,3P 19cm

商品内容

要旨

哲学は「驚き」から始まる―とプラトンは言った。古代ギリシアに端を発し、連綿と現代までつながる思索の歴史を、かつてない方法で辿ろう。哲学は、ある時は二者の議論と吟味により、またある時は別の視点からもたらされる対立関係により展開してきた。この本では、その流れを「存在論」、「倫理学」、「政治哲学」の3つに分け、さまざまな問題を哲学者たちがどのように考え、その思索がいかに鍛えられてきたかをわかりやすく解き明かす。今、新しい哲学史の扉が開く!

目次

序 哲学の端緒と方法について
第1章 世界についての問いと存在論(世界についての原初の問い
世界は何でできているか
存在するとはどのようなことか ほか)
第2章 自己への問いと倫理学(自己への問いのもつ拡がり
自己への配慮はなぜ大切なのか
ぼくたちは自由だろうか ほか)
第3章 社会と世界についての問いと政治哲学(他者という謎
他者とは誰のことか
言語はどのように生まれたか ほか)

出版社・メーカーコメント

人間にとって不可欠な問題を、哲学者たちはいかに考えてきたのか。古代ギリシアから20世紀まで、哲学思想の流れをテーマごとに解き明かす新しい哲学入門。

著者紹介

中山 元 (ナカヤマ ゲン)  
1949年、東京生まれ東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。哲学サイト「ポリロゴス」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)