厨川白村 「愛」は人生の至上至高の道徳
ミネルヴァ日本評伝選
出版社名 | ミネルヴァ書房 |
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出版年月 | 2025年9月 |
ISBNコード |
978-4-623-09971-9
(4-623-09971-7) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 409,7P 20cm |
商品内容
要旨 |
厨川白村(一八八〇〜一九二三)文芸評論家・京都帝国大学教授。大正期に日本の批評空間で「ラヴ・イズ・ベスト」の神話を生み出した厨川白村。当時熱狂的に読まれた文芸批評や『近代の恋愛観』は、その後朝鮮半島・中国でも一大ブームを起こし、『苦悶の象徴』『象牙の塔を出て』は魯迅が翻訳にあたった。この事実は、東アジア文学の将来を考えるとき、多くのヒントを与えてくれる。現代へと続く文化的礎石を作ったその生涯をはじめて解き明かす。 |
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目次 |
プロローグ なぜいま厨川白村か |