松本清張と水上勉
筑摩選書 0313
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年9月 |
| ISBNコード |
978-4-480-01831-1
(4-480-01831-X) |
| 税込価格 | 1,870円 |
| 頁数・縦 | 219,3P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
ほぼ同時代を生きた松本清張と水上勉には、意外にも共通点が多い。最大の共通性は雑食性。ともに社会派ミステリ作家として出発するもミステリ以外にも手をつけ、清張は小説・ノンフィクションの二刀流を展開し『昭和史発掘』『古代史疑』など歴史評論にも進出、水上勉も『寺泊』で川端康成文学賞を受賞した私小説路線と並行して、寂れゆく辺境や滅びゆく伝統工芸のルポルタージュ、一休や良寛といった高僧の評伝に新境地を切り開いた。好一対だった大作家の歩みと名作を読み解く。 |
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| 目次 |
序章 清張と勉―その軌跡 |



出版社・メーカーコメント
ともに社会派ミステリ作家として出発した松本清張と水上勉に共通点が多いのはなぜか。修業時代から最晩年まで好一対であった大作家の歩みとその名作を読み解く。