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ナショナリズムの歴史と現在

出版社名 大月書店
出版年月 2001年3月
ISBNコード 978-4-272-51006-1
4-272-51006-1
税込価格 3,850円
頁数・縦 252,34P 20cm

商品内容

要旨

世界的に著名なマルクス主義歴史家E.J.ホブズボームが論じたナショナリズムの歴史と現在。ナショナリズムはいかなる歴史的・思想的な背景のもとで生まれたのか?それは、国民国家の形成や民族解放運動の展開にどのような役割を演じたのか?ボーダーレスの時代といわれる21世紀におけるナショナリズムの命運は?ナショナリズムをめぐる様々な論点を世界史的な視野で解きほぐした本書は、国家=民族=国民が一体化しがちな日本人の意識にも反省をうながす内容をもっている。

目次

第1章 新機軸としてのネイション―革命から自由主義へ
第2章 大衆的プロト・ナショナリズム
第3章 統治者側の見方
第4章 ナショナリズムの変容―1870‐1918年
第5章 絶頂期のナショナリズム―1918‐1950年
第6章 20世紀後半におけるナショナリズム

著者紹介

ホブズボーム,E.J. Hobsbawm,E.J.
マルクス主義歴史家
浜林 正夫 (ハマバヤシ マサオ)  
1925年北海道生まれ。1948年東京商科大学(現一橋大学)卒。現在一橋大学名誉教授
嶋田 耕也 (シマダ コウヤ)  
1948年北海道生まれ。1978年東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在秋田経済法科大学経済学部教授
庄司 信 (ショウジ マコト)  
1958年山形県生まれ。1993年一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在秋田経済法科大学経済学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)