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ウィトゲンシュタインはこう考えた 哲学的思考の全軌跡1912−1951

講談社現代新書 1675

出版社名 講談社
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-06-149675-0
4-06-149675-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 417P 18cm

商品内容

要旨

『論理哲学論考』から最晩年の思索まで、すべての「遺稿」をあらたに読み直す力作。

目次

第1部 ウィトゲンシュタインのテキストの特徴と読み方(遺伝子操作に似たテキスト操作
遺稿の全体像とテキストのタイプ ほか)
第2部 言語をめぐる思考(1912‐1918)(『論考』から、『論考』を生み出した思考のドラマへ
論理をめぐる思考の始まり ほか)
第3部 生をめぐる思考(1914‐1918)(生と言語
生の問いの起源 ほか)
第4部 『哲学探究』の思想(1929‐1946)(『哲学探究』の謎
時期区分と関連主要テキスト ほか)
第5部 「私」と言語―ウィトゲンシュタイン最後の思考(1949‐1951)(『探究』後の思考の歩み(1946‐1951)
『確実性』を生み出した思考の場 ほか)

おすすめコメント

『論理哲学論考』から最晩年の思索まで、すべての「遺稿」を読み直し、その哲学の核心に迫る力作!

出版社・メーカーコメント

ウィトゲンシュタイン哲学のすべてがわかるすべてのテキストを詳細に読み直し、ウィトゲンシュタインの思考に即して再構築すると、従来の難解な断篇の集積が、一つの大きな哲学的ドラマとして蘇ってくる。

著者紹介

鬼界 彰夫 (キカイ アキオ)  
1954年生まれ。京都大学大学院在籍中にフルブライト奨学生としてニューヨーク市立大学に留学。1990年、同大学でph.D取得。現在、筑波大学助教授。専門は言語哲学、認識論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)