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ノストラダムス 予言の真実

「知の再発見」双書 118

出版社名 創元社
出版年月 2004年9月
ISBNコード 978-4-422-21178-7
4-422-21178-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 150P 18cm

商品内容

要旨

ブームとしてノストラダムスを読む時代は終わった。これからこそじっくりこの予言者=詩人と向き合わなければならない。とりあえず本国フランスでブームが過ぎ去ったあとのノストラダムス解釈がどれほどのレベルに達しているかは、本書が明快な見取り図を提示しているといえよう。著者のひとり、パリ第一大学で教鞭をとるエルヴェ・ドレヴィヨンは、17世紀フランスにおける占星術に関する研究で学位を取得した歴史学者である。その意味からも、信憑性の高いノストラダムス文献が乏しいわが国において、本書が信頼できるこのうえないノストラダムス入門書になることは疑いない。

目次

第1章 祖国フランスの予言者
第2章 幻視者か、いかさま治療師か?
第3章 『詩百篇集』とその利用法
第4章 世界の予言者ノストラダムス
資料篇―医師にして詩人(人文主義者ノストラダムス
知識と実践
『化粧品とジャム論』
予言をむしばむ解釈という危険
日付のある予言)

出版社
商品紹介

1999年7の月――世界の終末を予言したといわれるノストラダムス。その素顔と、予言詩にこめられたメッセージを探求する。

著者紹介

ドレヴィヨン,エルヴェ (ドレヴィヨン,エルヴェ)   Dr´evillon,Herv´e
歴史科上級教員資格者、歴史学博士。パリ第1パンテオン=ソルボンヌ大学助教授
ラグランジュ,ピエール (ラグランジュ,ピエール)   Lagrange,Pierre
科学社会学者。パリ高等鉱山学校のイノベーション社会学センター研究員を経て、現在は文化制度に関する人類学・歴史学研究所(フランス国立科学研究センター(CNRS))の準研究員。専門は「超科学」をめぐる論争の研究で、このようなテーマに科学社会史の手法を適用してきた。数冊の本、さらにアカデミックな雑誌および一般出版物に数多くの論文を執筆してきた
伊藤 進 (イトウ ススム)  
1949年生まれ。名古屋大学大学院修士課程修了。現在、中京大学教養部教授。フランス・ルネサンス文学、思想専攻
後藤 淳一 (ゴトウ ジュンイチ)  
1964年生まれ。中央大学文学研究科博士課程前期修了。仏文翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)