商品内容
要旨 |
一九四五(昭和二十)年三月十日。東京都上空にアメリカの爆撃機B29の大編隊があらわれました。雨あられのようにふりそそぐ焼夷弾。東京大空襲です。十二歳の敏子は、この空襲でお母さんとふたりの妹をうしないました。さらに、目の前でお父さんもなくしてしまいます。ふたりのお兄さんは戦争にいっていました。たったひとりになってしまった敏子にのこされたのは、半分とけて形のくずれたお父さんの形見、「ガラスのうさぎ」でした。小学校3・4年生から。 |
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下町のガラス工場 |
おすすめコメント
2005年で日本は戦後60年をむかえます。 戦争を知らないのは、もう子どもだけではないかもしれません。 東京大空襲で母と妹を、その後、父をも目の前で失った著者が、平和のために決して忘れてはならない 記憶を綴った、感動のノンフィクションです。世界9カ国で翻訳・出版されています。 日本人として知っていなければならない現実が詰まっているのではないでしょうか。 子どもだけではなく、大人にも是非一度読んでいただきたい一冊です。