
人格障害をめぐる冒険
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2005年12月 |
ISBNコード |
978-4-7942-1441-6
(4-7942-1441-3) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 265P 20cm |
商品内容
要旨 |
その言葉は90年代の初め、宮崎勤を説明するためにメディアに華々しく登場した。そして麻原彰晃、酒鬼薔薇聖斗、宅間守と、了解不能の事件が起きるたびに多様な文脈で使用されてきた。反社会性人格障害、自己愛性人格障害、妄想性人格障害…。だがこんなラベルが貼られて片づけられても、事件そのものの異形は依然として立ち尽くしたままだ。「人格障害」という言葉に人は何を背負わせたがっているのか。人間理解への手がかりか、封印し排除するための装置か。社会や時代のひずみを映し出す陰画のようなこの言葉の使用をめぐる、異色のノンフィクション作品。 |
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目次 |
精神が精神を鑑定するということ―宮崎勤をめぐって |
出版社 商品紹介 |
神戸の少年Aなど了解不能の事件が起こるたび登場する「人格障害」という言葉をめぐる斬新なルポ。人間存在の不可解さが見えてくる。 |
おすすめコメント
宮崎勤、麻原彰晃、酒鬼薔薇聖斗、宅間守・・・了解不能な事件のたびに登場する「人格障害」とは?“心の闇”につけられた名前か?異形のものを封印する呪文か?この奇妙な言葉の正体を追う!