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優男たち アレナス、ロルカ、プイグ、そして私

出版社名 青土社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-7917-6316-0
4-7917-6316-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

ある文学的な、熱帯の、ボーイズ・ラヴの物語。アルモドバルのようにエモーショナル、ウォン・カーワイのようにセンシュアル、パゾリーニのようにセンセーショナルな、衝撃のラテンアメリカ・ゲイ作家列伝。

目次

1 脚―幼年期と思春期の回想
2 マヌエル・プイグ―ディーバとしての作家
3 レイナルド・アレナス最後の日々―海のごとく深い悲しみ
4 フェデリコ・ガルシア・ロルカと内面化されたホモフォビア
5 もうひとりのハイメ・マンリケ―死せる魂
6 最近

著者紹介

マンリケ,ハイメ (マンリケ,ハイメ)   Manrique,Jaime
1949年コロンビアに生まれ、映画と文学を愛するゲイとして成長する。高校時代に渡米、コロンビア大学の創作講座でプイグの薫陶を受ける。ニューヨークで英語による作家活動に入り、アレナスと親交を結ぶ。二人の死後、初のゲイ・ノヴェル『マンハッタンのラテンの月』(92年)、詩集『ロルカと過ごした夜』(97年)などで注目を集め、『優男たち』(99年)はジョンソンの『詩人伝』に喩えられる高い評価を獲得した。近年は『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』の書評者として活躍、コロンビア大助教授として教壇にも立つ
太田 晋 (オオタ シン)  
1968年東京生まれ。東京大学大学院(英語英米文学)単位取得退学。成城大学法学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)