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もの・言葉・思考 形而上学と論理

横浜市立大学叢書 8 Seagull Books 008

出版社名 東信堂
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-88713-724-0
4-88713-724-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 203P 19cm

商品内容

要旨

「もの」とは何か、「存在」とは何か、「同一性」とは何か―ラッセル、C.J.E.ウィリアムズ、カスタニェーダ等、記号論理学における新たな営為を通じ、哲学の基底的問題群に鋭く迫る。

目次

1 ものとは何か?(狭義の「もの」と広義の「もの」
「実体論」vs「束理論」:元来のヴァージョン
「実体論」vs「束理論」:今日的ヴァージョン
思考の空間と「もの」の名前)
2 存在とは何か?(非存在のパラドクス
名前から存在へ
第一階述語vs第二階述語)
3 同一性とは何か?(同一性のパラドクス
同一性と内包性)
4 私が思考するとき、何が生じているのか?(私は考える
「私は…」)

著者紹介

三上 真司 (ミカミ シンジ)  
1958年、青森市に生まれる。1988年、東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。横浜市立大学国際総合科学部準教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)