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サブカルチャー神話解体 少女・音楽・マンガ・性の変容と現在

増補

ちくま文庫 み18−3

出版社名 筑摩書房
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-480-42307-8
4-480-42307-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 553P 15cm

商品内容

要旨

マンガでも音楽でも、今や誰もが知る作品などほとんどない。サブカルチャー自体が細分化し、誰が何を享受しているのか見えにくい。少女カルチャーや音楽、マンガ、AVなど各種メディアの歴史をたどり、それがどういう若者に受容されたかを分析することで、こうした不透明な状況が生じるまでを明らかにする。社会の大掛かりな変容を描き出した歴史的論考。新たに「サブカルチャー神話解体序説」を付す。

目次

序章 サブカルチャー神話解体序説―少女マンガ・音楽・宗教から見た若者たち
第1章 少女メディアのコミュニケーション
第2章 音楽コミュニケーションの現在
第3章 青少年マンガのコミュニケーション
第4章 性的コミュニケーションの現在
第5章 サブカルチャー神話解体論の地平

著者紹介

宮台 真司 (ミヤダイ シンジ)  
1959年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会システム理論専攻。社会学博士。首都大学東京都市教養学部准教授
石原 英樹 (イシハラ ヒデキ)  
1962年生まれ。東京大学教養学部卒業。社会調査、意思決定理論専攻。現在、日本女子体育大学講師
大塚 明子 (オオツカ メイコ)  
1965年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。日本近代の大衆文化・若者文化が専門。文教大学人間科学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)