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望郷

出版社名 青土社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-7917-6468-6
4-7917-6468-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 171P 20cm

商品内容

要旨

よきにつけあしきにつけ故郷に繋る意識の中には、人間の本質や属性に関わって侮れないことが多くあると思う。なつかしむにしてもなつかしまないにしても―折節の出来事、古典への驚き、近づけない死者への思いと記憶を丁寧に言葉にした極上のエッセイ集。

目次

花の雲
谷崎潤一郎の「にくまれ口」
馴れから離れる
石に映る魚影
宮城道雄の「心の調べ」を読む
約束事
望郷
冬の嵐
三という数字
飯田龍太氏逝去〔ほか〕

著者紹介

竹西 寛子 (タケニシ ヒロコ)  
1929年、広島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。『管絃祭』で女流文学賞、『兵隊宿』で川端康成文学賞、『山川登美子』で毎日芸術賞、『贈答のうた』で野間文芸賞受賞。1994年日本芸術院賞受賞、同年より日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)