日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか 児童精神科医の現場報告
光文社新書 404
| 出版社名 | 光文社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2009年5月 |
| ISBNコード |
978-4-334-03506-8
(4-334-03506-X) |
| 税込価格 | 880円 |
| 頁数・縦 | 268P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
児童精神科医として診察をし、学校現場からの相談も受けている著者は、「居場所がない」「疲れた」と訴える子どもたちと接している。そのような中、日本語の子ども版QOL尺度の開発に関わり、調査を行ったところ、多くの子どもたちが自分に自信がなく、自分自身や学校などの満足度に関する質問に対し、下から2番目の「ほとんどない」という答えを選択していることに衝撃を受ける。5段階の下から2番目が「標準」となっている日本の子どもたちの心の現状。ユニセフの調査でも、日本の子どもの主観的な幸福度は、他国と比べて突出して低いことが報告されている。本書では、調査結果や診療・学校現場での豊富な事例をもとに、自尊感情という視点から、子どもたちの現況を見つめ直す。 |
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| 目次 |
第1章 注目のキーワード「自尊感情」を問い直す |


