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ポピュリズム・民主主義・政治指導 制度的変動期の比較政治学

MINERVA比較政治学叢書 1

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-623-05542-5
4-623-05542-6
税込価格 4,950円
頁数・縦 212P 22cm

商品内容

要旨

民衆の意志を政治に反映させる制度、そしてポピュリズム、また媒介する政治指導にはいかなる関係性があるのか、世界8カ国の事例研究において析出し、比較する試みである。

目次

序章 ポピュリズム・民主主義・政治指導
第1章 韓国におけるイデオロギーとしてのポピュリズム―「アメリカ産牛肉輸入問題」をめぐって
第2章 中国における民主主義観の対立―リベラリズムとポピュリズム
第3章 カンボジアの「ストロングマン」―民主化時代の権威主義を考える
第4章 タイのポピュリズムと民主化―タックシン政権の衆望と汚名
第5章 インド政党政治とポピュリズム―インディラ・ガーンディーと会議派の変容
第6章 ロシア政治における「秩序の制度化」―プーチン=メドヴェージェフ政権の今後を見据えて
第7章 オーストリアにおけるポピュリズム現象と民主主義―戦後政治システムの変容
第8章 サッチャー政治における“ポピュリズム”―ホールの「権威主義的ポピュリズム」論をめぐって

著者紹介

島田 幸典 (シマダ ユキノリ)  
1972年生まれ。1997年法学修士。1998年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。現在、京都大学大学院法学研究科准教授
木村 幹 (キムラ カン)  
1966年生まれ。1992年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。2001年博士(法学)(京都大学)。現在、神戸大学大学院国際協力研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)