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子どもの貧困と社会的排除

出版社名 桜井書店
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-921190-65-1
4-921190-65-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 315,30P 20cm

商品内容

要旨

貧困家庭の子どもから見える、家族、学校、友人関係、そして自分の将来。「流行についていけない。」「放課後友だちと遊ぶお金がない。」…現代の消費社会のなかで、いじめや排除と隣り合わせに生きる子どもの貧困経験を、子どもに直接インタビューすることで得られた生の声をとおして浮き彫りにする。

目次

第1章 挑戦的課題としての「子どもの貧困」―子どもを中心に据えたアプローチ
第2章 子ども期の貧困について、私たちはなにを知っているのか
第3章 経済的・物質的資源を子どもたちはどう確保しているか
第4章 「仲間に溶け込むこと」と「仲間と参加すること」―社会関係と社会統合
第5章 家庭生活と内省
第6章 学校についての体験と認識―イギリス世帯パネル若者調査(BHPYS)データの分析
第7章 子ども期の貧困と社会的排除―子どもたちの視点を組み込んで
付録 第七回イギリス世帯パネル若者調査(BHPYS)について

著者紹介

リッジ,テス (リッジ,テス)   Ridge,Tess
イギリス・バース大学の社会・政策科学部上級講師
中村 好孝 (ナカムラ ヨシタカ)  
滋賀県立大学人間文化学部助教(社会学専攻)
松田 洋介 (マツダ ヨウスケ)  
金沢大学人間社会学域・学校教育学類准教授(教育社会学専攻)
渡辺 雅男 (ワタナベ マサオ)  
一橋大学大学院社会学研究科教授、社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)