• 本

細川三代 幽斎・三斎・忠利

出版社名 藤原書店
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-89434-764-9
4-89434-764-4
税込価格 3,960円
頁数・縦 534P 20cm

商品内容

要旨

織田信長、豊臣秀吉、そして徳川時代に至る激動の戦乱期に、抜群の政治感覚にしたがって、来るべき権力者を見定めて主君とし、遂には徳川政権において五十四万石の地位を手中にした細川家。権威と価値観が激変する約百年をしなやかに生き抜いた、細川幽斎(1534‐1610)、三斎(1563‐1646)、そして忠利(1586‐1641)の草創期三代の軌跡を描く、圧倒的な歴史絵巻。

目次

わが子への手紙
第1部 幽斎藤孝(足利将軍家に仕える
信長の陣営に参じて)
第2部 秀吉と細川父子(奮戦する忠興―小牧長久手戦の前後
秀吉の九州平定 ほか)
第3部 三斎忠興と徳川家(その前夜―ガラシャの死
父と子の関ヶ原合戦 ほか)
第4部 肥後藩主忠利(忠利、肥後領主となる
御世はじめ―家光の親政 ほか)
第5部 光尚と三斎(肥後五十四万石を継ぐ―光尚の時代
三斎忠興の死―ある時代の終焉)
赤穂浪士と桜田門外の変―その後の細川家

著者紹介

春名 徹 (ハルナ アキラ)  
作家、歴史研究者。1935年東京生まれ。1959年東京大学文学部東洋史学科卒業。『にっぽん音吉漂流記』(晶文社、1978年)で大宅壮一ノンフィクション賞。神奈川文学振興会(神奈川近代文学館)評議員、日本海事史学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)