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数と正義のパラドクス 頭の痛い数学ミステリー

出版社名 青土社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-7917-6589-8
4-7917-6589-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 341,13P 20cm

商品内容

要旨

多数決がいちばん公正と誰もが思う選挙や投票だが、そのシステムは実は欠陥だらけ。パズル結果のような数値の横行が、権力を支配し左右する―。この数と正義のパラドクスという難題に、数学・統計学や数学者列伝、さらに哲学・歴史・政治学から大胆・精緻に迫る。民主主義にとって数とは何なのか。

目次

反民主主義者―プラトン
書簡の名手―プリニウス
神秘主義者―ラモン・ルル
枢機卿―ニコラウス・クサヌス
士官―ジャン=シャルル・ド・ボルダ
侯爵―コンドルセ侯爵
数学者―ピエール=シモン・ド・ラプラス
オックスフォードのドン―チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン(ルイス・キャロル)
建国の父たち―ジョージ・ワシントン/トマス・ジェファーソン/アレクサンダー・ハミルトン…
アイヴィーリーグの先生たち―ウォルター・F.ウィルコックス/ジョゼフ・A.ヒル/エドワード・V.ハンティントン…
悲観主義者たち(ケネス・アロー/ジョン・フォン・ノイマン/O・モルゲンシュテルン…)
割当て論者たち(マイケル・L・バリンスキ/H・ベイトン・ヤング…)
ポストモダンの人たち(ヨハンナ・バデル/アヴラハム・オルフェ…)

出版社
商品紹介

民主主義の最大の拠り所である選挙とは何か、その制度に固有の問題と危険性について歴史的・数学的に分析解明する。

著者紹介

スピロ,ジョージ・G. (スピロ,ジョージG.)   Szpiro,George G.
数学者、ジャーナリスト。スイス連邦工科大学MA、スタンフォード大学MBA、ヘブライ大学PhD(数理経済学)。長らくスイスの新聞「ノイエ・チューリヒャー」紙に、数学エッセイを連載
寺嶋 英志 (テラシマ ヒデシ)  
1941年生まれ。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)