• 本

公然たる敵

出版社名 月曜社
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-901477-83-3
4-901477-83-8
税込価格 6,160円
頁数・縦 658P 20cm

商品内容

要旨

パレスチナ人たちを、移民労働者たちを、アメリカの黒人革命家たちを全身で愛し、ともに闘い続けた作家ジュネが、“68年5月”から86年の死までに、政治と文学が交錯する地点で生みだした発言とテクストを集大成。

目次

「J・G求む、探し求む…」(一九七〇年)
マドレーヌ・ゴベイユとの対話(一九六四年一月)
レーニンの愛人たち(一九六八年五月)
『悪辣な羊飼いたち』(一九六九年三月)
フランス人よ、いま一息だ(一九七〇年二月二十四日)
「自分のことを話すのは慎みがないように思われる…」(一九七〇年三月十日)
アメリカの知識人たちへの手紙(一九七〇年三月十八日)
メーデー・スピーチ(一九七〇年五月一日)
ミシェル・マンソーとの対話(一九七〇年五月十日)
『ソルダッド・ブラザー』への序文(一九七〇年七月)〔ほか〕

著者紹介

ジュネ,ジャン (ジュネ,ジャン)   Genet,Jean
1910年12月19日、パリに生まれる。翌年7月、母によって児童養護施設救済院に遺棄される。幼少期から窃盗を繰り返し、1926年メトレ矯正訓練所に収監される。1929年、18歳で兵役志願、中東、マグレブに駐屯する。1936年、軍隊を脱走し、ヨーロッパを放浪。その後、窃盗などで逮捕、投獄を繰り返す。獄中で『死刑囚』(42年)『花のノートルダム』(43年)『薔薇の奇蹟』(46年)を書き、ジャン・コクトーらから高い評価を得る
ディシィ,アルベール (ディシィ,アルベール)   Dichy,Albert
1952年生まれ。現代出版記憶研究所(IMEC)の文学部門主任。現代文学・演劇
鵜飼 哲 (ウカイ サトシ)  
1955年生まれ。フランス文学・思想
梅木 達郎 (ウメキ タツロウ)  
1957年生まれ。フランス現代文学・現代思想。2005年死去
根岸 徹郎 (ネギシ テツロウ)  
1958年生まれ。フランス現代文学・現代演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)