• 本

なにか、わたしにできることは?

出版社名 西村書店
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-89013-925-5
4-89013-925-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 〔34P〕 24×26cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 少しの勇気で

    毎朝新聞を読むおじさんは、記事に心を痛め不安を抱いて一日を過ごします。胸の奥から消えない不安と共に、込み上げてきたのはひとつの言葉‥。世の中に漠然と恐怖を感じ、何も出来ない自分がもどかしく思えた時、その言葉が力を発揮します。周りの人に目を向け声をかけ手助けすることで、自分も救われることを描いた、大人向けの優しい絵本です。

    (2011年10月17日)

商品内容

要旨

毎日、朝食をとりながら、おじさんは新聞を読む。一字一句、たんねんに。そこには、全身がふるえあがるような記事も、たくさんある。おじさんは不安でたまらない。シャワーをあびていても、仕事をしていても。あるとき、口をひらくと、こんな言葉がとびだした。なにか、わたしにできることは?すると…。

著者紹介

カンパナーリ,ホセ (カンパナーリ,ホセ)   Campanari,Jos´e
1959年、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。建築学を学んだものの、その後、演劇、舞踏、歌謡、文学などに関心が向かう。小説や絵本などを出版するかたわら、それらの朗読者としても、1990年以来、スペインやラテンアメリカ各地のイベントに参加している。現在はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに在住
シスネロス,ヘスース (シスネロス,ヘスース)   Cisneros,Jes´us
1969年、スペインのサラゴサ生まれ。当地の美術学校でイラストレーションを学び、絵本作家となる。2007年、Ram´onでラサリーリョ賞(スペインでもっとも歴史のある児童図書賞)を受賞
寺田 真理子 (テラダ マリコ)  
長崎県出身。幼いころより父親の仕事の関係でラテンアメリカ諸国を転々とし、14歳から本格的に日本で暮らし始める。東京大学法学部卒業。国際会議のコーディネーターや外資系企業の通訳などを経て、執筆・翻訳や読書療法に力を入れている。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)