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先生と僕

双葉文庫 さ−34−01

出版社名 双葉社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-575-51472-8
4-575-51472-1
税込価格 628円
頁数・縦 292P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 文庫になるのが本当に待ち遠しかった作品。同時期に上梓された「ホテルジューシー」「ワーキングホリデー」は、かなり前に文庫になっているのに何故?人気がなかったから文庫化が見送られている?と思ってしまいました。巻末には上記2作品とリンクした特別便も収録。著者の代名詞ともいうべき日常の謎を解いていくミステリであり各話ごとに他のミステリ作品を紹介するガイドにもなっている連作短編。巷で大人気の「ビブリア古書堂」でこの系統に興味を持った方におススメ。乾くるみの「蒼林堂書店にようこそ」も捨てがたいのですが…

    (2011年12月23日)

商品内容

要旨

都会の猫は推理好き。田舎のネズミは…?―ひょんなことから大学の推理小説研究会に入ったこわがりな僕は、これまたひょんなことからミステリ大好きの先生と知り合う。そんな2人が、身のまわりにあるいろいろな「?」を解決すると同時に、古今東西のミステリ作品を紹介していく連作短編集。事件の真相に迫る名探偵は、あなたをミステリの世界に導く名案内人。巻末には仕掛けに満ちた素敵な「特別便」も収録。

出版社・メーカーコメント

僕の先生は中学生! ひょんなことから大学のミス研に入った恐がりな僕は、家庭教師の生徒である隼人くんから古今東西のミステリー作品の講義を受けることに。出かけた先で遭遇する様々な「日常の謎」を2人で解決していくミステリー連作集。

著者紹介

坂木 司 (サカキ ツカサ)  
1969年東京都生まれ。2002年、『青空の卵』でデビュー。『仔羊の巣』『動物園の鳥』と続く「ひきこもり探偵」シリーズで人気を博す。日常に潜む謎を解くミステリから青春小説まで、多くの読者の注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)