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熊本酒と肴の文化地理 文化を核とする地域おこしへの提言

出版社名 熊本出版文化会館
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-915796-98-2
4-915796-98-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 215P 21cm

商品内容

要旨

熊本の酒と肴を満載。各市町村の飲酒嗜好を分析し、5つのパターンに分類できることを発見。また、伝統的魚介類食72点を絞りこみ、摂食頻度分布を地図上に示し、熊本県域の地域性を明らかにした。地域食文化の結晶である伝統的魚介類料理の作り方も紹介。ドリンク&イート・ツーリズム構想=酒と肴による地域おこしも提案。

目次

第1章 序論―本書の目的と構成
第2章 熊本県域における酒造業および酒類消費概史
第3章 熊本県域における伝統的飲酒嗜好地域の展開とその変容
第4章 伝統的魚介類食を育んできた熊本県水産業
第5章 熊本県域における伝統的魚介類食の分布展開―住民アンケート調査の成果
第6章 伝統的魚介類食にみる熊本県域の地域性
第7章 地域食文化の結晶 熊本県各地の伝統的魚介料理―調理実演現地調査の成果より
第8章 酒と肴 地域飲食文化を楽しむ旅―ドリンク&イート・ツーリズム構想

著者紹介

中村 周作 (ナカムラ シュウサク)  
1958年鹿児島県薩摩郡樋脇町(現薩摩川内市樋脇町)に生まれる。1981年立命館大学文学部地理学科卒業。1987年関西学院大学大学院文学研究科地理学専修博士課程後期課程単位取得、松尾学園弘学館中高等学校(佐賀市)(地理担当教諭)。1998年宮崎大学教育学部講師(経済地理学担当)。2001年宮崎大学教育文化学部助教授。2005年宮崎大学教育文化学部教授。博士・地理学(2007、関西学院大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)