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大村はま優劣のかなたに 遺された60のことば

ちくま学芸文庫 カ29−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-480-09487-2
4-480-09487-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

現場の一国語教師として、生涯を教室に捧げた大村はま。かつて大村教室の生徒だった著者は、その授業の力をつぶさに見て、感じて思春期を送った。そこで出会った厳しいことば、思いがけないことば、ハッとすることば。そして、大村の晩年、ともに過ごした多くの時間から、ことばに込められたほんとうの意味と思いが見えてきた。本書では遺された魅力的なことばから60を選りすぐり解説する。「聞く力は知恵の始まり」「子どもは「身のほど知らずの伸びたい人」です」「人間の成長がないところには文章の伸びはない」…。人を育てることにかけた思いと力がまっすぐに伝わる、珠玉のことば集。

目次

大村はまという人
子ども
ことば―話すこと聞くこと
ことば―読むこと書くこと
学ぶということ
教えるということ
教師という職業人
優劣のかなたに

おすすめコメント

現場の国語教師として生涯を全うした、はま先生。遺されたことばの中から60を選りすぐり、先生のひととなり、思想、仕事に迫る、珠玉のことば集。

著者紹介

苅谷 夏子 (カリヤ ナツコ)  
1956年生まれ。大田区立石川台中学校で、当時63歳だった国語教師大村はまの教室で2年半学ぶ。東京大学文学部国文科卒業。結城紬職人、シカゴ日本人学校補習校教員などを経て、現在「大村はま記念国語教育の会」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)