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これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-16-375770-4
4-16-375770-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 403P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • NHKが放映し、日本でも大反響

    マサチューセッツ工科大学、ウォルター・ルーウィン教授の物理学入門の授業がアメリカ国内外で大人気になっている。ユニークな実験内容は今まで物理が苦手と思っていた人でも学びたくなるかも?!

    (2013年10月24日)

商品内容

目次

講座紹介 脳みそをわしづかみにする物理学の授業(ウォレン・ゴールドスタイン)
物理学を学ぶことの特権
物理学は測定できなければならない
息を呑むほどに美しいニュートンの法則
人間はどこまで深く潜ることができるか
虹の彼方に―光の不思議を探る
ビッグバンはどんな音がしたのか
電気の奇跡
磁力のミステリー
エネルギー保存の法則
まったく新しい天文学の誕生
気球で宇宙からのX線をとらえる
中性子星からブラックホールへ
天空の舞踏
謎のX線爆発
世界が違って見えてくる

出版社
商品紹介

ビッグバンはどんな音がしたか。虹を自宅の庭でかけるには?ネットで世界中に公開され、人気を博する物理の授業。NHKでも放映。

おすすめコメント

マサチューセッツ工科大学は、学内の授業を、ユーチューブや、I−tunesU で無料公開を始めていたが、アメリカ国内ならず、イラクや中国の人々まで魅了して人気ナンバー1になっているのが、このウォルター・ルーウィン教授の物理学入門の授業。例えば、エネルギー保存の法則を伝えるのに、教室に上からつるした鉄球を離し、反対側に設置されているガラスを粉々に打ち砕く(位置エネルギーが力に変わった)。さらにガラスを粉々に打ち砕いた鉄球を自分の顎からわずか2センチの位置で持ってこう言って離す。「この鉄球の位置エネルギーは離しただけだから、これ以上増えることはない、したがってこの高さ以上にくることはない。だから、私の顔が粉々に砕けることはない」教室にあがる悲鳴、が、鉄球は確かに教授の顔、2センチの距離まで振り子をかけあがるが、教授の顔は無事だ!「ほら、これが物理学だ!!」 沸き上がる歓声。虹はなぜ、あのような色の順番なのか? 空はなぜ青いのか? 寝て伸長を測ると、伸長が2センチも伸びるのはなぜ? ビッグバンはどんな音がしたのか? 雷のあと空気が爽やかなのはなぜ? 時間とは何だろう? 宇宙の果ての銀河が光速より早く遠ざかっている理由は?教授は、本にこう書きます。「複雑な計算よりも私は、物理学の発見の美しさを教えたい」NHKがシリーズで放映!

著者紹介

ルーウィン,ウォルター (ルーウィン,ウォルター)   Lewin,Walter
1936年オランダ生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。1965年オランダのデルフト工科大学で核物理学の博士号。1966年に招かれてマサチューセッツ工科大学の助教授に。70年代のX線宇宙物理学において数多くの発見をする
東江 一紀 (アガリエ カズキ)  
1951年生まれ。北海道大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)