• 本

詩経 歌の原始

書物誕生:あたらしい古典入門

出版社名 岩波書店
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-00-028303-8
4-00-028303-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 278P 20cm

商品内容

要旨

思いを載せ、届ける歌の力への確信。儒家の経典の一つとして大きな権威を持った三百余篇の詩歌は、いかなる環境のもとで生まれ、どのような人々の間に歌われたか。

目次

第1部 書物の旅路―古代歌謡集の形成と伝承(詩経の形成
孔子と詩経
経典化した詩経とその注釈)
第2部 作品世界を読む―歌の力(宗廟歌謡の伝承―生民如何(民を生むこといかに)
農耕の日々―自古有年(古より年あり)
貴族と民衆たち―王事靡〓(王事 〓(もろ)きことなし)
時代の混乱と言葉の力―天之方虐(天のまさに虐をなす)
孤独と悲しみ―我心匪石(わが心は石にあらず))

出版社
商品紹介

孔子が重んじた詩経は、人間的な素養を豊かにする入口だった。言葉の力みなぎる太古の世界へ誘う。

著者紹介

小南 一郎 (コミナミ イチロウ)  
1942年、京都市に生まれる。1969年、京都大学文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学人文科学研究所教授、龍谷大学文学部教授を歴任。現在は、泉屋博古館館長、京都大学名誉教授。専攻は、中国古代伝承文化史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)