文豪たちが書いた怖い名作短編集
| 出版社名 | 彩図社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2014年1月 |
| ISBNコード |
978-4-88392-966-5
(4-88392-966-3) |
| 税込価格 | 652円 |
| 頁数・縦 | 191P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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ゾクゾクする文豪の作品
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おすすめ度
- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
この本は、11人の文豪が描いた怖い名作を集めたものです。
幽霊の恐ろしさとは別に、人に魔がさすことの恐怖が描かれた「剃刀」や奇妙で人に恐怖を与える話「卵」などがあります。あの江戸川乱歩や夏目漱石の作品も収録されていて、とても楽しめる短編集となっています。また、寒気がする様なゾッとする話がぎっしりと詰められています。その中に「紅皿」という話があります。この話は、河童の話で、片方の河童の発言全てに二つの捉え方があり、どちらの捉え方をしても、同じ結末なのが恐ろしく感じました。
このように、色々な項目からの恐怖を楽しめるので、ぜひ読んでみてください。(2017年8月1日)
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