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廃藩置県 近代国家誕生の舞台裏

角川ソフィア文庫 I123−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-04-409215-3
4-04-409215-X
税込価格 968円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

合意成立は決行のわずか5日前だった!西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允ら、薩摩・長州藩の指導者によって計画は極秘に進められ、明治天皇の一方的な電光石火の早業として断行された「廃藩置県」。たった一片の詔書で藩が消滅したのである。突然に権力を剥奪された藩主たち、混乱に陥った領民たちに何が起こり、そのとき彼らはどう動いたのか。県制度を生み、中央集権体制を確立させた、知られざるクーデターの実態に迫る!

目次

序章 藩が消えた日
第1章 維新政権が誕生したとき
第2章 版藩奉還と藩体制
第3章 中央集権化への道
第4章 一大飛躍としての廃藩置県
第5章 廃藩置県の衝撃
第6章 明治中央集権国家の誕生
終章 岩倉使節団の出発

著者紹介

勝田 政治 (カツタ マサハル)  
1952年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、同大学大学院博士課程修了。現在、国士舘大学文学部教授。専攻は日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)