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昭和天皇実録その表と裏 2

太平洋戦争敗戦・満州事変とファシズムの時代

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-620-32315-2
4-620-32315-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 220P 20cm
シリーズ名 昭和天皇実録その表と裏

商品内容

要旨

敗戦時と昭和初年のファシズムの時代を天皇はいかに生きたか。『昭和天皇実録』を読み込みながら、終戦を受け入れる天皇の不退転の決意と、軍部の暴走への天皇の憂慮を描く。

目次

軍部に抗う天皇
第1章 太平洋戦争敗戦(昭和天皇が闘った「終戦への道」
「ポツダム宣言」受諾の意思を披瀝
天皇の終戦への熱意 ほか)
第2章 改元、そしてテロの時代へ(改元の日の全容が明らかになる
「昭和」という元号に秘められた「協和万邦」
張作霖爆殺事件はいつ天皇に報告されたか ほか)
第3章 満洲事変とファシズム(天皇の怒りの形成過程を書き残す
軍紀粛正を命じた天皇
大権干犯をやむなく追認 ほか)

出版社
商品紹介

敗戦期とファシズムの昭和初年、天皇はいかに生きたか。『昭和天皇実録』を読みながら、軍事に利用された時代を批判的に振り返る。

著者紹介

保阪 正康 (ホサカ マサヤス)  
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家。評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究のためにこれまで延べ4000人の人々に聞き書き取材を行い、独自の執筆活動を続けている。第52回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)