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里山の「人の気配」を追って 雑木林・湧水湿地・ため池の環境学

出版社名 花伝社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-7634-0748-1
4-7634-0748-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 281P 19cm

商品内容

要旨

里山をもう一歩深く知る。今も国土の4割を占める里地里山の自然と、私たちはどのように付き合ってきたのか。里山の小宇宙・湧水湿地とため池の魅力とは。

目次

第1章 里山へようこそ(谷戸という桃源郷
シラタマホシクサの咲く湿地
光るため池)
第2章 里山とはどんなところ?(自然と人工の間
歴史が里山を創った
語りからみる里山
高度経済成長が里山にもたらしたもの)
第3章 里山の異空間・湧水湿地(里山の中にある小さな湿地
記憶の中のシラタマホシクサ
湧水湿地の水を育てたうまい米
湧水湿地と人の関わり)
第4章 様々な顔をもつため池(水路の源にはため池がある
原風景としてのため池
ため池はどうして消えたのか?)
第5章 現代の私たちにとっての里山(里山を保全する意味
里山と付き合う)

著者紹介

富田 啓介 (トミタ ケイスケ)  
1980年、愛知県生まれ。2009年、名古屋大学大学院環境学研究科修了。博士(地理学)。現在、法政大学文学部地理学科助教。専門は自然地理学、特に地生態学。主な研究テーマは、里地里山における人と自然の関わり、ため池や湧水湿地をはじめとする生物生息地の保全・活用(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)