• 本

ルポ母子避難 消されゆく原発事故被害者

岩波新書 新赤版 1591

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-00-431591-9
4-00-431591-3
税込価格 836円
頁数・縦 216P 18cm

商品内容

要旨

原発事故で避難した母子の生活が困窮している。政府は、いわゆる「自主避難者」への住宅無償提供を二〇一七年春に打ち切る。子どもを守りたい一心で避難した母親たちが、事故から五年経った今、何に不安を感じ、困り、苦しんでいるのか。事故後、避難した母子に寄り添い続ける著者が、克明に綴る。

目次

第1章 地震直後―迫られた選択
第2章 避難生活―劣悪な環境
第3章 夫―一人残されたとき
第4章 作られていくしくみ―被害の矮小化のはじまり
第5章 なぜ避難者支援が不十分なのか
第6章 帰還か、避難継続か
第7章 消されゆく母子避難者

おすすめコメント

原発事故から子どもを守りたい一心で避難した母親たちは今、何に不安を感じ、困り、苦しんでいるのか。

著者紹介

吉田 千亜 (ヨシダ チア)  
立教大学文学部卒業。出版社勤務を経て、フリーライター。東日本大震災後、放射能汚染と向き合う母親たちの取材をつづけている。原発事故と母親を取材した季刊誌『ママレボ』、埼玉県に避難している人たちへの情報誌『福玉便り』などの編集・執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)