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苦渋の選択 対外政策変更に関する理論

出版社名 千倉書房
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-8051-1074-4
4-8051-1074-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 373P 21cm

商品内容

要旨

国際政治の理論を学ぶ基本テキスト。国家が重要な対外政策を変更しようとするとき、そこにはどのような力と判断が働いているのか。

目次


第1章 驚愕、予期、理論
第2章 対外政策変更の理論
第3章 無益な島をめぐる紛争
第4章 アジアの戦争におけるアメリカの若者
第5章 カナダの対米自由貿易政策―2つの葬儀と1つの婚礼
第6章 結論

おすすめコメント

国家は、わずかな利益のために行動を変えるこことはない。では過去、外交上の重大な政策変更はなぜ行われたのか。その理由を求めて様々な事例を用いた数値化理論化を行い、各アクターによって「苦渋の選択」としての政策変更のメカニズムを明らかにする。2008年世界国際政治学会最優秀図書受賞。

著者紹介

ウェルチ,デイヴィッド・A. (ウェルチ,デイヴィッドA.)   Welch,David A.
ウォータールー大学教授、Ph.D.1960年生まれ。1983年トロント大学トリニティ・カレッジ卒業。1985年ハーヴァード大学修士課程修了。1990年ハーヴァード大学にてPh.D.を取得。トロント大学教授などを経て現職。主著にJustice and the Genesis of War(Cambridge UP)などがある。「日本の未来プロジェクト(JFI)」(カナダ)運営メンバーも務める
田所 昌幸 (タドコロ マサユキ)  
慶應義塾大学法学部教授、博士(法学)。1956年生まれ。1979年京都大学法学部卒業。1981年同大学院法学研究科修士課程修了。1981〜83年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス留学。1984年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。姫路獨協大学教授、防衛大学校教授などを経て2002年より現職。著書に『「アメリカ」を超えたドル』(中公叢書、サントリー学芸賞)、『国際政治経済学』(名古屋大学出版会、政治研究櫻田會奨励賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)