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カープ分子細胞生物学

出版社名 東京化学同人
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-8079-0866-0
4-8079-0866-9
税込価格 8,800円
頁数・縦 722P 30cm

商品内容

目次

分子細胞生物学の基礎
生命の化学的基盤
生体エネルギー論、酵素、代謝
細胞膜の構造と機能
好気的呼吸とミトコンドリア
光合成と葉緑体
細胞とその環境との相互作用
細胞質内膜系:構造、機能、膜輸送
細胞骨格と細胞運動
遺伝子とゲノムの本体
遺伝子の発現:転写から翻訳まで
遺伝子発現の調節
DNAの複製と修復
細胞の増殖
細胞シグナリングとシグナル伝達:細胞間の情報伝達
がん
免疫応答
分子細胞生物学における技術

出版社・メーカーコメント

大学2,3年生を対象に行う講義に適した入門教科書. 総ページ数を700ページ程度に抑えつつ,分子細胞生物学の基本的な概念を詳しく説明している. 複雑な分子細胞学的過程を視覚化する助けとなるよう,図版を多用するとともに,扱う内容は学生の理解の範囲を越えたり学習意欲をそいだりしないよう配慮されている. ヒトの疾患はまず例外なく、細胞および分子レベルでの機能の喪失にも起因することがよく理解できるよう,臨床的応用に関連する話題を取上げると同時に,その背景となった基礎研究もしっかり記述している.

著者紹介

カープ,G.C. (カープ,G.C.)   Karp,Gerald C.
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で学士号を取り、ワシントン大学でPh.D.を受けた。フロリダ大学で職に就く前には、コロラド大学医療センターでポスドクとして研究した。初期胚のRNA合成、嚢胚形成期の間充織細胞の移動、変形菌の細胞運命決定などに興味をもち、初期発生の分子細胞生物学に関する論文を多数執筆している。13年にわたってフロリダ大学で分子生物学、細胞生物学、発生生物学を教えた。この間に、発生生物学の教科書をN.John Berrillと共同執筆し、また分子細胞生物学の教科書を執筆
山本 正幸 (ヤマモト マサユキ)  
1947年兵庫県に生まれる。1975年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現自然科学研究機構基礎生物学研究所所長。東京大学名誉教授。専攻は分子遺伝学。理学博士
渡辺 雄一郎 (ワタナベ ユウイチロウ)  
1958年東京に生まれる。1986年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は植物分子生物学。理学博士
大杉 美穂 (オオスギ ミホ)  
1971年東京都に生まれる。1998年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は分子生物学。博士(理学)
児玉 有希 (コダマ ユキ)  
1975年神奈川県に生まれる。2002年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専攻は分子遺伝学。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)