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未確認動物UMAを科学する モンスターはなぜ目撃され続けるのか

出版社名 化学同人
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-7598-1821-5
4-7598-1821-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 562P 20cm

商品内容

要旨

未確認動物学は科学かトンデモか?人はどうしてモンスターに惹かれるのか?UMAは本当にいるのか、いないのか?野生動物学、科学論、民俗学、心理学の知見をふまえて謎を解き明かす。

目次

1 未確認動物学―本物の科学か疑似科学か
2 ビッグフット―あるいは伝説のサスクワッチ
3 イエティ―「雪男」
4 ネッシー―ネス湖の怪獣
5 シーサーペントの進化―海馬からキャドボロサウルスへ
6 モケーレ・ムベンベ―コンゴの恐竜
7 人はなぜモンスターを信じるのか―未確認動物学の複雑さ

おすすめコメント

テレビの特番などで何度も取り上げられる未確認動物UMA(Unidentified Mysterious Animal).実在しないだろうと思いながらも見てしまう人は多いのでは.本書は,UMAの実在を擁護する側と否定する側の両方の膨大な文献や証言などを丹念に検証し,最新の知見をもとに,有名なUMAが本当にいるのかどうかを見定める.さらに,UMAを信じたくなる人間心理や論証のカラクリについて,科学とは何かを押さえながら明らかにするUMA懐疑論の決定版である.

著者紹介

ロクストン,ダニエル (ロクストン,ダニエル)   Loxton,Daniel
「Junior Skeptic」誌の編集者であり、「Skeptic」誌のスタッフ兼ライター。伝説上の動物の批判的研究を専門とする
プロセロ,ドナルド・R. (プロセロ,ドナルドR.)   Prothero,Donald R.
古生物学の世界で活躍する科学者であり文筆家。Ph.D(コロンビア大学)。元オクシデンタル大学地質学教授で、カリフォルニア工科大学でも地質生物学を教えていた。現在は、ロサンゼルス自然史博物館の古脊椎動物学研究部に所属。アメリカ地質学会、古生物学会、ロンドン・リンネ協会の特別会員
松浦 俊輔 (マツウラ シュンスケ)  
翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師。1956年生。東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。元名古屋工業大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)