不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか
祥伝社新書 467
出版社名 | 祥伝社 |
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出版年月 | 2016年6月 |
ISBNコード |
978-4-396-11467-1
(4-396-11467-2) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 258P 18cm |
商品内容
要旨 |
男は不自由だ。子どもの頃から何かを成し遂げるべく競争するように育てられ、働くのが当たり前のように求められてきた。では、定年を迎えたら解放されるのか。否、「年収一千万の俺」「部長の俺」ではなくなったとき、「俺って何だったんだろう」と突然、喪失感と虚無感に襲われ、趣味の世界ですら、やおら競争を始めてしまうのだ。本書は、タレント、エッセイストとして活躍する小島慶子と、男性学の専門家・田中俊之が、さまざまなテーマで男の生きづらさについて議論する。男が変わることで、女も変わる。男女はコインの裏表なのだ。 |
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目次 |
第1章 その呪縛は、どこから来ているのか |
出版社・メーカーコメント
「俺って何?」 男だって、弱音を吐きたい! 男は選べない!(田中) 大黒柱マザーになってわかった男のしんどさ(小島) 男は、競争を強いられてきた! もっと自由に生きていい。これは闇雲に男性を否定する書でも、イクメン礼賛バイブルでもありません。今、男性に必要なのは「あなたは、苦しんでいい」「不自由だと言っていい」というゆるしであり、女性に必要なのは「彼と私のしんどさは同じだ」「彼と私は、実は同じ異議申し立てをする仲間なんだ」という気づきです。小島慶子(「はじめに」より) 大人になった男性が抱える漠然とした不安や焦燥感の裏には、「男であること」という原因が存在しています。性別に意識的に焦点を当てて現実を観察すると、男性は男性であるがために、少年時代から競い合うように求められてきたことが分かります。田中俊之(「おわりに」より) 本書のおもな内容 第一章 その呪縛は、どこから来ているのか 第二章 男に乗せられた母からの呪い 第三章 男と女、恋愛とモテ 第四章 育児をするということ 第五章 新しい働き方 第六章 不自由から解放されるために ■男の生き方は、変えられる! 男は不自由だ。子どもの頃から何かを成し遂げるべく競争するように育てられ、働くのが当たり前のように求められてきた。では、定年を迎えたら解放されるのか。否(いな)、「年収一千万の俺」「部長の俺」ではなくなったとき、「俺って何だったんだろう」と突然、喪失感と虚無感に襲われ、趣味の世界ですら、やおら競争を始めてしまうのだ。本書は、タレント、エッセイストとして活躍する小島慶子と、男性学の専門家・田中俊之が、さまざまなテーマで男の生きづらさについて議論する。男が変わることで、女も変わる。男女はコインの裏表(うらおもて)なのだ。