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1941決意なき開戦 現代日本の起源

出版社名 人文書院
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-409-52063-5
4-409-52063-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 414P 20cm

商品内容

要旨

なぜ挑んだのか、「勝ち目なき戦争」に?指導者たちが「避戦」と「開戦」の間を揺れながら太平洋戦争の開戦決定に至った過程を克明に辿る、緊迫の歴史ドキュメント。NYタイムズ紙ほか絶賛。

目次

プロローグ たった一日。なんというその違い!
戦争の噂
ドン・キホーテの帰還
事の始まり
軍人のジレンマ
厄介払い
南北問題
七月、静かなる危機
「ジュノーで会いましょう」
勝ち目なく、避けられぬ戦争
最後の望み
軍人、出でる
巻き戻される時計
崖っぷち
ノーラストワード
ハル・ノート
清水の舞台
エピローグ 新たな始まり

おすすめコメント

それがほぼ「勝ち目なき戦争」であることは、指導者たちも知っていた。にもかかわらず、政策決定責任は曖昧で、日本はみすみす対米緊張緩和の機会を逃していった。指導者たちが「避戦」と「開戦」の間を揺れながら太平洋戦争の開戦決定に至った過程を克明に辿る、緊迫の歴史ドキュメント。

著者紹介

堀田 江理 (ホッタ エリ)  
東京出身。1994年、米プリンストン大学歴史学部卒業。2000年に英オックスフォード大学より国際関係修士号(M.Phil.)、03年に同博士号(D.Phil.)を取得。四年間オックスフォード大学で教鞭をとった後、政策研究大学院大学、イスラエル国立ヘブライ大学などで研究、執筆活動を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)