死の虫 ツツガムシ病との闘い
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2016年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-004862-3
(4-12-004862-4) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 268P 20cm |
商品内容
要旨 |
日本の米どころ、新潟・秋田・山形の3県では、かつて毎年夏になると原因不明の病による死亡者が相次いだ。中には数年で、一家全滅の憂き目に遭うケースもあったという。いったい何が死をもたらしたのか。あの北里柴三郎や日本近代医学の父と言われるエルヴィン・フォン・ベルツでさえも解けなかった難問に、自らの命と名誉を懸けて挑んだ日本人医学者たちがいた。熾烈な先陣争い、研究室内での感染と落命、学名命名論争…。誰が最初に病原体の正体をつかむのか。治療法はあるのか。日本医学の金字塔となったツツガムシ病解明をめぐる人間ドラマを描いた本格ノンフィクション! |
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目次 |
第1章 明治時代―新潟県、秋田県の謎の熱病(死の匂い |
おすすめコメント
毎夏、米どころで多くの農民の命を奪った謎の病。北里柴三郎でさえも解けなかった難問に命懸けで挑んだ日本人医学者たちがいた――。