• 本

岩波講座現代 9

デジタル情報社会の未来

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-00-011389-2
4-00-011389-5
税込価格 3,740円
頁数・縦 282P 22cm
シリーズ名 岩波講座現代

商品内容

要旨

ウェブ文明の未来の姿を、バックミラーにのぞきながら進む。現代社会の全体像を把握し、新たな知の基盤を築くための挑戦。

目次

1 ネットは社会をどう変えるか(制度と技術と民主主義―インターネット民主主義原論
ソーシャルキャピタル・メディア・格差
「ネット社会の闇」とは何だったのか―ウェブ流言とその対処)
2 ネットと知・文化の未来(デジタル・アーカイヴの未来、ウェブ以後の歴史哲学
“海賊版”の可能性―オープンアクセスの創造力
ウェブ文明のエートス―自在、公開、伝承)
3 ウェブ文明は我々をどこに導くか(ユビキタス化する外交空間
「新デジタル時代」と新しい資本主義
アジアを移動する人々とネットカフェの風景
社会学研究とソーシャルメディア)

おすすめコメント

デジタル情報社会は、従来の個人主義と民主主義、自由主義に大きな修正を迫っている。知と文明の行方とは?

出版社・メーカーコメント

ウェブ以後の人間の条件とは。ウェブ文明の未来の姿を、バックミラーにのぞきながら進む。私たちがいま直面しているデジタル情報社会とソーシャルメディアの未来を考える。

著者紹介

佐藤 卓己 (サトウ タクミ)  
1960年生。京都大学大学院教育学研究科教授/メディア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)