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オバマ政権の経済政策 リベラリズムとアメリカ再生のゆくえ

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-623-07793-9
4-623-07793-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 311P 21cm

商品内容

要旨

史上初の黒人大統領バラク・オバマはいかなる成果を上げたのか。オバマは深刻な経済危機と政治対立の中、経済回復と和解を訴えて当選した。アメリカ経済を回復に導き多くの成果を実現したが、政治対立は深刻化した。しかし、レイムダック化の趨勢を跳ね返し、自らの歴史的遺産の構築に邁進している。本書は、マクロ経済や対外経済、財政などの主要論点を分析し、オバマ政権期アメリカ経済の変化を体系的かつ詳細に明らかにする。

目次

オバマ政権期のアメリカ経済と経済政策
金融危機後の住宅市場とアメリカ経済―住宅バブルは再燃するか
産業構造と産業政策―グローバル化・産業構造高度化に対する「リベラルの挑戦」
財政政策―「決められない政治」とその場しのぎの予算編成
医療保障政策―市場に潜む不安定性と「リヴァイアサン」
年金政策―公的年金の調整案と貯蓄支援の革新案
移民政策―移民制度改革をめぐる党派対立と大統領令
対外経済構造と国際金融政策―基軸通貨としてのドルの安定化
通商政策―メガFTA政策への転換と貿易自由化合意の解体
外交・安全保障政策―無極化する世界への先制的対応〔ほか〕

著者紹介

河音 琢郎 (カワネ タクロウ)  
1966年京都府生まれ。1995年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。博士(経済学)(2006年授与)。現在、立命館大学経済学部教授
藤木 剛康 (フジキ タケヤス)  
1969年兵庫県生まれ。1996年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。現在、和歌山大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)