• 本

きずなと思いやりが日本をダメにする 最新進化学が解き明かす「心と社会」

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-7976-7332-6
4-7976-7332-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 293P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 行動生態学者と社会心理学者の対談

    最新進化学が心と社会をバッサバッサと解き明かす!
    気になった一節「自分の価値観や考えを旗幟鮮明にし、首尾一貫した行動規範に基づいた行動をとる人間になる」

    (2016年12月23日)

商品内容

要旨

「美しい日本」「女性活躍」など空疎な言葉が並ぶ昨今の日本政治。誰もがなんとなく「これでいいのか」と思っている問題に、最新の進化学、社会心理学、脳科学などを駆使してずばりと切り込む!「目から鱗」間違いなしの痛快対談!

目次

第1章 「心がけ」「お説教」では社会は変わらない
第2章 サバンナが産み出した「心」
第3章 「協力する脳」の秘密
第4章 「空気」と「いじめ」を研究する
第5章 なぜヒトは差別するのか
第6章 日本人は変われるのか
第7章 きずなや思いやりが日本をダメにする

出版社・メーカーコメント

誰もがなんとなく「これでいいのか」と思っている問題に、社会心理学者である山岸先生と、進化学者の長谷川先生が、最新の脳科学、進化学、社会学、心理学などを駆使してずばりと切り込む痛快対談。

著者紹介

長谷川 眞理子 (ハセガワ マリコ)  
1952年、東京生まれ。行動生態学、進化生物学者。東京大学理学部生物学科卒業、同大大学院理学系研究科人類学専攻博士課程単位取得退学、同理学博士。タンザニア野生動物局、東京大学理学部人類学教室助手、専修大学助教授・教授、イェール大学人類学部客員准教授、早稲田大学政治経済学部教授を経て、総合研究大学院大学教授(先導科学研究科)。野生のチンパンジー、イギリスのダマジカ、野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどの研究を行なってきた
山岸 俊男 (ヤマギシ トシオ)  
1948年、愛知県生まれ。社会心理学者。一橋大学社会学部卒業、同大大学院社会学研究科を経て、ワシントン大学で博士号を取得。ワシントン大学助教授、北海道大学教授、玉川大学教授などを歴任。現在は一橋大学国際経営戦略研究科特任教授。北海道大学名誉教授、文化功労者。社会的ジレンマや利他行動(互恵性)についての実験研究を通して、自然科学と対話可能な社会科学の構築に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)