• 本

綺良のさくら

ハルキ文庫 い6−34 時代小説文庫

出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7584-4073-8
4-7584-4073-5
税込価格 748円
頁数・縦 315P 16cm

商品内容

要旨

江戸初期、南部盛岡藩の草創期に、初代藩主・南部利直の御側用人を務める桜木兵庫の元に生まれた綺良は、周囲の愛情を一身に受けて、幸せな子ども時代を送っていた。利直の五男・彦六郎とは幼馴染みでお互い想いを寄せていた。しかし、そんなある日、二代目藩主に意見をした父・兵庫がその怒りに触れてしまう。そして綺良は、大奥に出仕することに…。幾多の苦難に出会いながらも自らの道を探し求める綺良の“愛”と“夢”を描き切る、感動の時代長篇。

著者紹介

今井 絵美子 (イマイ エミコ)  
1945年、広島県生まれ。成城大学文学部卒業。画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。98年「もぐら」で第16回大阪女性文芸賞佳作。2000年「母の背中」で第34回北日本文学賞選奨。02年、第2回中・近世文学大賞最終候補作となった『蘇鉄のひと玉蘊』を郁朋社より刊行。03年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。15年第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を「立場茶屋おりき」シリーズで受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)