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娘に語る人種差別

新版

出版社名 青土社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7917-6975-9
4-7917-6975-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 150P 19cm
シリーズ名 娘に語る人種差別

商品内容

要旨

「ねえ、パパ。人種差別って何?」自分とは違った人たちとどう向き合うか。10歳の娘メリエムに問いかけられた素朴な疑問に答え、社会精神医学の専門家にしてゴンクール賞作家が、まず父親として、子どもと同じ視点で始める対話。眼前の現実状況から歴史認識まで、「差別」を根本的に問い直す。日本版に際し、新稿「子どもたちの言葉」を書き下ろし。全仏ベストセラー。

目次

メリエムとの対話(ねえパパ、「人種差別」って何?
「優れている」ってどういうこと?
私も人種差別主義者になるかもしれないと思う?
「異なる」って?
脅かされていると感じるのは人種差別主義者の方なの?
「外国人」って何?
勉強したことから人種差別が生まれるかもしれないでしょ…
戦争が起こるのは人種差別主義者のせいなの?
人種差別は、いつもあったの?
人種差別って戦争なの? ほか)
結論
付録 子どもたちの言葉

著者紹介

ベン・ジェルーン,タハール (ベンジェルーン,タハール)   Ben Jelloun,Tahar
1944年モロッコ生まれ。母国で哲学の教師を務めたあと、71年パリで社会学、社会精神学を修め、博士号取得。在学中より、詩や小説を発表し、87年には『聖なる夜』でゴンクール賞、2011年の『アラブの春は終わらない』ではレマルク平和賞を受賞。ジャーナリスト・小説家としてアラブ・マグレブ問題には欠かせない存在である
松葉 祥一 (マツバ ショウイチ)  
1955年生まれ。哲学、倫理学。同志社大学嘱託講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)