• 本

臨床哲学の知 臨床としての精神病理学のために 言視舎版

出版社名 言視舎
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-86565-091-4
4-86565-091-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

「臨床哲学」は、精神医学の本来の精神性を取り戻す人間のための哲学だ。ハイデガーや西田幾多郎を参照軸に「臨床哲学」の場所から現代科学にパラダイム・チェンジを促す。彼自身による「木村敏」入門。

目次

第1章 「自己」と「あいだ」からの出発(小さな憑依体験
主語的な自己と述語的な自己 ほか)
第2章 生命と生命論について(終わりのある生命と終わりのない生命
死をも含む「大文字の“生”」 ほか)
第3章 生きる主体(「生む」と「生まれる」、「生きる」と「生きられる」
「あいだ」と中動態 ほか)
終章 精神科医の臨床現場(治すことについて
患者とのつきあいについて ほか)

著者紹介

木村 敏 (キムラ ビン)  
1931年生まれ。1955年京都大学医学部卒業。精神病理学。ハイデルブルク大学精神科客員講師、名古屋市立大学医学部教授を経て、1986年より京都大学医学部教授。現在、京都大学名誉教授、河合文化教育研究所主任研究員
今野 哲男 (コンノ テツオ)  
1953年宮城県生まれ。編集者、ライター。横浜市立大学文理学部中退。78年竹内敏晴演劇研究所に入所。その後、演劇現場を離れ、月刊『翻訳の世界』編集長を経て99年からフリーランスとして活動。現在、上智大学文学部英文科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)